簿記3級 ・ ネット試験の対策

簿記3級のネット試験に、画面の手順と 60 分の配分で備える

ネット試験は、テストセンターのパソコンで解く方式です。試験時間は 60 分で、統一試験と出題範囲・難易度は同じです。examplat では、仕訳を科目の選択と金額の入力で答える練習と、本番と同じ 3 大問の構成で採点する 60 分の模試ができます。

60 分の配分の目安

  • 第 1 問(仕訳 15 題): 15 分ほど
  • 第 2 問(勘定記入・補助簿・伝票など): 15 分ほど
  • 第 3 問(精算表・財務諸表): 25 分ほど
  • 見直し: 5 分ほど

配分は目安です。第 3 問は、決算整理事項を先に全部仕訳にしてから表に移ると、時間を読みやすくなります。

examplat の 60 分の模試

  • 第 1 問は仕訳入力 15 題(1 題 3 点・45 点)、第 2 問 20 点、第 3 問は精算表を埋める問題 35 点の配点で採点します(2027 年 4 月以降は 45・25・30 点に切り替えます)。
  • 結果には大問ごとの点と、それぞれにかかった時間が出ます。70 点が合格の目安です。
  • 入力の途中で次の問題へ移っても、入れた答えは置いたままになります。

受ける前に確かめること

試験の申し込み・会場・当日の持ち物は、日本商工会議所の案内(ネット試験・3 級の試験について)で確かめてください。

無料の見本

解説つきの見本 3 問

見本は 4 つの選択肢から選ぶ形です。アプリでは仕訳を科目の選択と金額の入力で答えられます。

Q1 簿記の基本原理(資産・負債・純資産・収益・費用、取引の8要素)

雑貨の卸売業を営む当社は、得意先から商品500,000円の注文を受け、内金として50,000円を現金で受け取った。商品は来月引き渡す予定である。正しい仕訳はどれか。(勘定科目:現金・売掛金・前払金・前受金・売上・仕入)

  1. (借)現金 50,000/(貸)前受金 50,000
  2. (借)現金 50,000・売掛金 450,000/(貸)売上 500,000
  3. (借)現金 50,000/(貸)売上 50,000
  4. (借)現金 50,000/(貸)前払金 50,000
答えと解説を見る

正解は 1 正解は(借)現金50,000/(貸)前受金50,000です。注文だけでは仕訳せず、受け取った内金は商品を渡す義務として前受金にします。

  1. 正しい仕訳です。注文を受けただけでは仕訳しませんが、内金の受取りで現金が増え、商品を引き渡す義務(前受金・負債)が生じます。
  2. 注文の時点で売上500,000円を計上しています。売上は商品を引き渡したときに計上するので、来月の引渡しまでは売上も売掛金も記録しません。
  3. 受け取った内金を売上にしています。内金はまだ商品を渡していない段階の受取額なので、収益ではなく前受金(負債)です。
  4. 前払金は、商品を買う側が代金の一部を先に支払ったときの資産です。お金を受け取った売る側は前受金を使います。

出典: ASBJ 討議資料 財務会計の概念フレームワーク 第4章 認識に関する制約条件 第3・4項 · 法人税法 第22条の2 第1項

Q2 現金・預金(当座預金・普通預金・定期預金、複数口座)

商品150,000円を売り上げ、代金のうち50,000円は得意先振出の小切手で受け取り、残額は掛けとした。 勘定科目:現金、当座預金、普通預金、売掛金、前受金、売上

  1. (借)現金 50,000・前受金 100,000/(貸)売上 150,000
  2. (借)現金 50,000・売掛金 100,000/(貸)売上 150,000
  3. (借)当座預金 50,000・売掛金 100,000/(貸)売上 150,000
  4. (借)現金 150,000/(貸)売上 50,000・売掛金 100,000
答えと解説を見る

正解は 2 正解は 現金50,000・売掛金100,000/売上150,000 です。代金の受け取り方ごとに借方を分け、売上は販売額の全額で計上します。

  1. 前受金は商品を渡す前に代金を受け取ったときの負債です。後で代金を受け取るのは売掛金です。
  2. 正しい。受け取った小切手50,000円は現金、残り100,000円は後で受け取る売掛金です。売上は全額の150,000円です。
  3. 他人振出の小切手は受け取っただけでは現金です。当座預金にするのは預け入れたときです。
  4. 売掛金が貸方に来ており、売掛金を減らす形になっています。掛けにした残額は売掛金の増加なので借方です。

出典: e-Gov 法令検索「小切手法」1条・3条 · e-Gov 法令検索「小切手法」(昭和8年法律第57号)28条

Q3 小口現金・現金過不足

定額資金前渡法で小口現金を管理している当社は、週末に小口現金係から、今週の支払いは郵便切手代4,200円・バス代6,300円・お茶菓子代1,500円であったとの報告を受け、同額の小切手を振り出して補給した。正しい仕訳はどれか。(勘定科目:現金・当座預金・小口現金・通信費・旅費交通費・雑費)

  1. (借)通信費 4,200・旅費交通費 6,300・雑費 1,500/(貸)小口現金 12,000
  2. (借)小口現金 12,000/(貸)当座預金 12,000
  3. (借)通信費 4,200・旅費交通費 6,300・雑費 1,500/(貸)現金 12,000
  4. (借)通信費 4,200・旅費交通費 6,300・雑費 1,500/(貸)当座預金 12,000
答えと解説を見る

正解は 4 正解は(借)通信費4,200・旅費交通費6,300・雑費1,500/(貸)当座預金12,000です。報告と同時に補給すると、小口現金は相殺されます。

  1. 報告を受けた分の仕訳だけで、補給が入っていません。補給で小口現金が同額増えるので、相殺すると小口現金は残りません。
  2. 補給の仕訳だけで、使った費用の報告が入っていません。通信費・旅費交通費・雑費の計上が抜けています。
  3. 補給は小切手の振出しで行っているので、減るのは当座預金です。現金勘定は使いません。
  4. 正しい仕訳です。報告の仕訳(費用/小口現金)と補給の仕訳(小口現金/当座預金)が同時なので、小口現金が相殺されて(費用/当座預金)にまとまります。

出典: e-Gov 法令検索「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」15条 · e-Gov 法令検索「法人税法施行規則」(昭和40年大蔵省令第12号)54条・55条

無料で解けるのはここまでです。続きの問題は有料プランで解けます。

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よくあるご質問

ネット試験と統一試験で問題の難しさは違いますか。

日本商工会議所の案内では、出題範囲と難易度は同じです。examplat の問題は両方に共通する論点で作っています。

模試は何回でも受けられますか。

購読中は何回でも受けられます。問題は毎回選び直します。

日本商工会議所の問題ですか。

いいえ。examplat は非公式の問題集で、問題はすべて株式会社榊花園が独自に作成したものです。

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